2008年07月15日

病理検査結果

IMG_0297.JPG



手術から二週間ほど経つと、ようやく傷口も落ち着いてきました。

避妊手術の方は一週間ほどで抜糸をすませ、傷口も奇麗にくっついていたのですが、
足の方はやはり肉がひっぱられて、なかなかくっつきにくい状態でした。


安静にしていないと、いつ傷口が開くか・・・心配な様子でしたし、
血がにじんだりもして、ヒヤヒヤものでした。

よく動くところなので、包帯巻いたってずれ落ちますし・・・。



そんな中、病理検査の結果が出ました。



大阪の「マルピー・ライフテック株式会社 臨床検査センター」というところからの報告書です。



検査臓器名:皮膚腫瘍 後肢

病理組織診断名: 肥満細胞腫、mast cell tumor

組織所見:

 送付材料の腫瘤部では、真皮全層にかけて多数の肥満細胞が増殖していた。
 増殖する細胞の中からやや大型の不整円形で特殊顆粒は明瞭で中等量見られた。
 核は類円形、中型で明瞭な核小体と少数の分裂像が見られた。
 明らかな脈管浸潤は見られず、標本上の切除縁に腫瘍組織は認められなかった。


 送付材料にはGrade 1の肥満細胞腫が形成されていた。
 標本上では完全切除で脈管浸潤も見られなかったが、基本的には悪精度の高い腫瘍であり、定期的観察には十分な注意が必要である。



わかりにくいですけど、
臨床ステージ、組織学的分類(グレード)のことを言っているようです。

臨床ステージは、進行度合いのことで、
肥満細胞腫の個数や大きさ、その広がり方(周囲と区別できるのか、境界が不明瞭なのか)、リンパ節や他の臓器への転移の程度や有無などにより区別されます。

ラブの場合、明かな脈管浸潤が見られず、切除縁に腫瘍組織が見られなかったということは、完全に腫瘍が切除できる程度のものだったということなのでしょう。


組織学的分類(グレード)は、腫瘍の悪性度だそうです。
細胞の様子(細胞の成熟度合い)によってグレードが1〜3まであり、
グレード1の高分化(成熟している)なほど顆粒は大きく多量、グレード3の未分化(未成熟)なほど小さく少量になり、外科による摘出などが難しくなるようです。


ラブは幸いグレード1。早期発見できました。

犬の場合、小さい発疹だと侮るなかれ、です。恐ろしい病に出会った初夏でした。

ニックネーム ai★ai at 22:50| Comment(3) | 我が家の犬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつも丁寧に皮膚の状態をみてあげることが大事なんですね。
ラブちゃん、早期発見で良かった、これで一安心ですね。
ひと月半経ちますが、いかがですか〜?
Posted by 緋佳 at 2008年09月03日 11:42
早期発見だったのですね。
良かった。
ラブちゃんのこれからが、幸せでありますように…
Posted by ターミ姉ちゃん at 2008年09月03日 23:13
かわいい【緋佳さん】・・・・・・・・・・

ちょっとしたモノでも見落とさないように見てあげないといけないんですね。。
心がけます。
もはや2ヶ月ほど経とうとしていますが、すっかり元気に走り回っています。
相変わらず、傷の部分は毛が生えてきませんが。
もうそろそろ、耳の方ももう一度、経過を見に行きまーす。
お金がかかりますね。



かわいい【ターミ姉さん】・・・・・・・・・・

ご心配くださり、また情報提供もしていただきありがとうございました。
長く闘病されているワンもいる中で、早期発見できました。でも、またいつ出るか分からないので、気をつけておかないといけないそうです。


Posted by ai★ai at 2008年09月05日 23:12